中央しんきん 「男性の育児参加サポート宣言」
はじめに
急速な少子化の進行は、社会経済のいろんな部分に歪を生み深刻な影響を与えることになります。次代を担う子どもが健やかに生まれ、育っていくためには、これまで以上に男性が積極的に育児に参加する意識の醸成が必要であり、さらには育児と仕事を両立できるような職場環境の整備が必要であると思われます。
当金庫は、男性の育児参加をサポートしていきます。
2006年3月1日
熊本中央信用金庫
中央しんきんとしての考え方
- CSR(企業の社会的責任)の一環として
- 少子化問題に対して国もさまざまな対策に取組んでいますが、私達中央しんきんも、少子化や子育てに対し足元の出来ることから少しずつでも取組むことが、一企業としての社会的責任であり、これからの魅力ある企業としての姿であると考えるからです。
- 地域金融機関として
- 中央しんきんは地域に密着した金融機関で、地域の皆様とより親密な関係を築いていくことが必要です。父親が家庭や地域で子育てに関る時間や機会を増やすとともに、地域行事などに積極的に参加して、地域の皆様とFace to Faceの関係を築くことは、地域金融機関の職員として大切なことであると思うからです。
- 仕事のやり方・進め方を見直す機会として
- 職員のアンケートでも「仕事と家庭や育児を両立させたい」の結果が性別、年代を問わず多くを占めており、時代の変化とともに働く者の意識は明らかに変わってきています。父親が家庭や家族と接する時間を増やし、育児や子育てを支援しやすくするためには、皆で業務等改善を進め、メリハリの利いた生産性の上がる働き方を真剣に考える必要があると思うからです。
目標1 より利用しやすいように育児休業等の見直しを図ります
- 《対策》
- ● 男性の育児休暇取得を推進します。
- ● 子どもの出生時における父親の休暇を取得しやすくするため、短期(2週間程度)の育児休業(有給)を可能とする制度を平成18年3月を目途に設けます。
目標2 子育てのための環境整備を行います
- 《対策》
- ● 子どもの授業参観や突発的な出来事に対応するため、半日有給休暇制度を平成18年3月を目途に導入します。
- ● 子育て時期にある職員が、出来るだけ子どもの夏休み期間に連続有給休暇(5日)を取得できるような協力体制を作ります。
- ● 子どもの看護休業(年間5日、有給)の利用促進を図ります。
目標3 所定外労働の削減に努めます
- 《対策》
- ● ノー残業デーについて、各部署の状況を踏まえ、掛け声だけに終わらない形での導入を図ります。